自動化厨のプログラミングメモブログ │ CODE:LIFE

Python/ExcelVBA/JavaScript/Raspberry Piなどで色んなことを自動化

Windows10のパッケージ管理にScoopを使ってみる

Scoopは、Windows用のコマンドラインインストーラー。

github.com

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gitをインストールするとしたら scoop install git のようにコマンド入力するだけで完了できるので環境構築がかなり楽。Chocolateyが有名だがScoopはレジストリを汚さないポータブルアプリを優先してインストールする。

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GoogleスプレッドシートのQUERY関数でCONCATが使えない件

  • 今回やりたかったこと
  • ちょっとトリッキーなやり方
  • WHEREとか使わない、ただ配列参照で結合したい場合
  • 中間テーブルを作ることになっても良い場合
  • 参考になったページ
  • 脱線してたまたま見つけたけど便利そうな情報

Googleスプレッドシートには QUERY関数というSQLライクに指定範囲から情報を取得できる超便利な関数があります。2つのデータテーブルを結合したり、列を入れ替えたり、集計したり、WHERE句でフィルタしたりととにかく便利。

活用方法はいつもお世話になっているブログ「いつも隣にITのお仕事」さんがとてもわかり易いのでこちらを参照ください。

tonari-it.com

今回やりたかったこと

以下のように2つのフィールドの内容を結合して一つのフィールドにしたかったんです。

f:id:maru0014:20200918234707p:plain

SQLっぽく書けるんだしCONCATで一発でしょー。と思いましたがダメでした。

CONCAT は使えないらしい。Google先生できれば実装していただけると嬉しいです。

f:id:maru0014:20200918234716p:plain

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WindowsのSSIDごとにWi-Fi接続先の優先順位を設定するにはnetshコマンド

Wi-Fi接続して使っているときたまにあるのが「そっちじゃなくてこっちのアクセスポイントに接続して欲しいんですけど!」ってやつ。

過去の接続回数とかから自動的に優先順位を決めて接続しているらしいけどそれを設定画面上から操作する手段がない。

どうやるのか調べたところ netsh コマンドで出来るらしいのでメモ。

今の優先順位設定を確認する

これは実は設定画面で確認が可能。

Wi-Fiの設定画面の中にある「既知のネットワーク管理」を選択。

f:id:maru0014:20200918230432p:plain
既知のネットワークの管理

この画面では過去に接続したことがあるものを一覧で表示しており、並べ替え:優先順位 となっている状態で 上に来ているのがより優先順位の高いアクセスポイントということ。

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Power Queryで相対的な日付範囲フィルタを設定する計算式チートシートと解説

ExcelやPower BIでデータを取り込み・集計する際には前処理としてPower Queryでデータ型を定義したり、複数のデータテーブルを統合・結合したり、不要なデータを削除したりするわけですが、相対的な日付範囲のフィルタ(例えば当月末以前など)は詳細エディターにてExcel関数とは異なる言語「Power Query M 数式言語」を使って計算させる必要があります。

必要になったときに「こんな感じで出来た気がするなぁ」とググってもパッと出てこないので備忘として記事にしておきます。

この記事で出来るようになること

  • Power Queryの数式バーまたは詳細エディタでフィルター式を書き換える
  • 現在日時を基準に「今日より前」「今日以前」「今日より後」「今日以降」の日付フィルタを設定する
  • 現在日時を基準に「当月末より前」「当月末以前」「当月末より後」「当月末以降」の日付フィルタを設定する
  • 現在日時を基準に「翌月末より前」「翌月末以前」「翌月末より後」「翌月末以降」の日付フィルタを設定する
  • 現在日時を基準に「前月末より前」「前月末以前」「前月末より後」「前月末以降」の日付フィルタを設定する
  • カスタム列を作成して計算結果を確認する
  • この記事で出来るようになること
  • チートシート
    • 今日を基準に日付範囲を指定
    • 当月を基準に日付範囲を指定
    • 前月・翌月を基準に日付範囲を指定
  • こまけぇ説明
    • 今回使った検証用テーブル
    • 数式を直接編集して「今日より前」という条件を設定してみる
    • メニューになくても詳細エディターからより細かい条件指定ができる
    • 今日 を計算する関数は DateTime.LocalNow関数というのがあるらしい
    • 月末を計算する関数を組み合わせる
    • 現在の月から前後の月を求めるにはAddMonths関数
    • 【おまけ】計算式の結果を試しに見たい場合はカスタム列を使う
  • 参考にしたページ
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【Hyper-V入門】Windows10 Proで使える仮想マシン環境 Hyper-V に評価版のWindows10をインストールしてみた

Windows 10 Pro で利用可能な機能 Hyper-V。

今まで仮想マシンはOracle Virtual Boxを使っていましたが、BitLockerの動作検証が必要になったため、仮想TPMが利用可能なHyper-Vを試してみました。

※Windows 10 Pro または Enterpriseライセンスが必要です。Homeでは利用できません。


Windows10 Enterprise 評価版ソフトウェアをダウンロード

仮想マシンでWindows10を動かすってライセンス買わないとダメなんじゃない?と思うかもしれません。 しかしWindows10にも正式な評価版が用意されており90日間有効な開発・検証用ライセンスが無償提供されています。

評価版ソフトウェアではデスクトップの右下に以下のようにライセンスの残り日数が表示されます。 期限を超過した場合はライセンス未認証の端末として認識され時間おきにシャットダウンされるらしいです。

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評価版では画面右下にライセンスの残り日数が表示される

実はHyper-Vではクイック作成メニューからWindows10開発環境というものが選択でき、モノはWindows10 Enterprise 評価版なのですがこちらは英語環境になっています。


日本語のWindows10を利用したい場合は以下のページからダウンロードしましょう

www.microsoft.com


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